お笑い芸人について
この職業は、間違いなくこれから反映し続ける職業だと思う。
なぜなら、人の笑顔を直接作る職業だから。
人が仕事をするとき、なぜ働いているかというと、
それは他の人を幸せにするため。
料理人は美味しいものを作り、提供して、人を幸せにする。
証券会社は投資して利益を得て還元し、人を幸せにする。
野球選手は人々に”応援”というサービスを与え、人を幸せにする。
サービス産業が盛んになり、衣食住に困らなくなった現在。
これからより人々を幸せにする仕事が普及するだろう。
楽しいと思える時間を人々は欲しがるのだ。
住みたいと思える家を建てるより、
楽しいと思える2時間を求めて人々は生きていく。
他のどんな職業も人を幸せにするために存在していて(そうではない金儲けは除く)
その最短距離が笑顔を作る仕事である。
人が幸せになった時には笑顔になる。
ゴールは笑顔だ。
そのためにいろんな人が日々走り回っている。
いろんなコストや時間をすっ飛ばして、ゴールにたどり着ける職業、
それがお笑い芸人だ。
これからは今までには笑うという要素が考えられなかった職業にまで、お笑いの要素が必要とされてくる。
すでにその現象は起きている。
ワイドショーやニュース番組を見れば、お笑い芸人ばかり。
あれは事務所が強いのではなくて、同じニュースを得られるなら、より面白い1時間を求めているから。
アナウンサーが読む、最高の発音を聞きたいのではなく、
イントネーションや滑舌が少し悪くても、同じニュースの1時間に少しでも多く笑顔になりたい。
それが人間の願いだ。
これからは今ままで異常にエンタメ産業の時代だ。
そこでお笑い芸人、もしくは、人を笑顔にする力を持った人が重要視される時代だろう。