子どもの習い事について
こんな記事を見つけました。
「習い事は最低10年続けさせよ!」習い事を継続させる3つのコツ。 | おきにいりなくらし
言いたいことはわかります。
ただ、私は真っ向からこの意見に反対したい
理由は大きく2つあって
まず1つは 10年やったら特技にある 書いてありましたが
3年やったら特技になるものがあるかもしれいないということです。
日本では往往にして努力すれば夢は叶うという考え方が蔓延していいて、
これはなくなる気配がありません。
海外はこうだ!と主張するわけではなく、これは絶対的な事実として
その子には得意不得意があります。
親がその習い事が好きか嫌いかではなく、それは誰にもわからないものです。
それを見つけてあげることが重要で、10年やって得意になるものははっきりいってセンスがありません。
1流に育てたかったらすぐに才能を表す競技を探すべき。しかも若い年代のゴールデンエイジは短く、10年間続けて次を習うということはできません。
そして根拠のある自信という言い方で言及していましたが、
10年間いやいや続けている間に、他の上手い子に劣等感感じまくって、
10年やったところで才能ある子に勝てるわけなくって根拠ある自信なんかつくわけない。
最初にたまたま習わせた習い事に才能があるっていうことはほぼありません!!
奇跡に近いです。
天性の才能がある子どもは、かなり稀だと思いますが、
その子の中でもより才能がある、得意なものというものがあるはずです。
それは数やらせないとわかりません!
嫌がる子供を説得するなど、色々苦労を語ることがあると思いますが
そんなことしなくていい。嫌がるということは好きじゃない。
そんなことに時間を使わなくていい。もったいない。
2つめの理由は
得意は増やしたほうがいい。
はっきり言って習ってない子に比べたら、1年ぐらいやれば差は作ることができる。
それを10個持っていたほうがいい。
1個を10年より、10個を1年ずつ。
10年やったってそれで飯を食えるレベルまで上り詰める人はほどんどいない!
プロのレベルはそんなに甘くない。
才能だけではなく、努力、指導者、運、色々なものに恵まれなくてはいけない。
これは何年続ければいいとか、そういう問題ではなく奇跡みたいなもんだ。
そこにかけるより、複数のちょっと得意を増やしてあげて選択肢を残す。
高校生、大学生になった時、大人になってからでも少しでもやったことがあるという経験は新しい何かを始める時のきっかけになる。
私はずっと水泳とサッカーを習ってきた。
だからと言って何もない。
両方イヤイヤ行っていたので早く辞めて、ピアノやアートなど
芸術系のものを習っておけばよかったなと思う。
そうすれば美術館やコンサートも今以上に楽しめたはずだと思う。
そこから広がることもあるし、大人になってからの選択肢を広げることが重要。
だから子供が辞めたい、行きたくないと言ったらすぐに辞めさせればいい。
月謝払ってるから・・・とかじゃない
才能があって楽しかったら、親がやめろと言っても続けるはず。
それがその子の才能で、その瞬間楽しんでいるならそれ以上でもそれ以下でもない。